8月28日をもちまして、今年度のツアーを無事終了することができました。
どのコースも、お天気にも恵まれ御蔵のイルカや海、人とのふれあいの中で子供たちは普段の生活を忘れて、のびのびのんびり過ごせていたと思います。
子どもたちの様子を少し紹介させていただきます。
シュノーケリングが初めてという初心者チーム。まずは海に慣れるところ始まります。機材をつけただけで、みんな肩に力が入って緊張した様子でした。
しかも、御蔵島は砂浜がないので、海に入るには船から直接入るしかありません。
水深約5m。足がつかない恐怖と闘いながら恐る恐る海にはいる子どもたち、まずはビートバンに掴りながら体の力を抜いて浮くところから始まります。
でも一番大変なのはこの段階で、顔を水につけられれば、底まで見える透明度のきれいな海に感動してバチャバチャとそれなりに泳ぐことができます。
早速イルカを探しに行くのですが、イルカを水族館でしかみたことのない子どもたちは、本当に海にイルカが泳いでいるのか半信半疑です。
こんな状態なのでイルカの背びれを発見した時は、男子しかいないのに黄色い歓声が上がります!!
この日はイルカの機嫌もよく、子どもたちの周りをぐるぐると泳いでくれました。
ビートバンは置き去りにされ、シュノーケルを外しマスクだけで泳ぐ子、「これが一番早い!」とフィンをつけたまま平泳ぎで泳ぐ子(絶対泳ぎにくいのに・・)、またフィンを外して泳ぐ子、もうめちゃくちゃですが各自真剣に夢中になって泳いでいました。
イルカと1回泳ぐと上達のスピードがめちゃくちゃ早くなります!さすが御蔵のイルカ達!頭が下がります。
今回のチームはイルカが見えなくなった後も、ずーっと潜る練習やバブルリングを作ったりして遊んでいました。
練習した成果がこちらです↓
すごいでしょ!イルカと完全に戯れています!!
普段から海の近くに住んでいる子どもたちも、安全面等の関係で泳ぎに行くことはないそうです。
大自然に囲まれて、目をキラキラさせながらダイナミックに遊んでいる子どもたちに、引率された先生方も驚いていました。
飛び込みをして
釣りをして
釣った魚をさばいたり
島について勉強したり
あっという間の3泊4日を過ごします。
普段の生活ではできない体験を通して一回りも二回りも大きくなる子ども達。
この経験を忘れずに日々のをすごしてもらいたいです。
いろんなことに挑戦したり、どんな困難に出会っても諦めないで強く生きてね。
私は今年も子どもたちにパワーをもらい、改めて御蔵島のすごさを再確認することができました。
この活動に協力していただいた皆様、遅くなりましたが本当にありがとうございました。
来年もたくさんの笑顔に会えることを楽しみにしています!!
crop.広瀬