2014年12月29日月曜日

大根ほりへ行きました。

長井ソレイユの丘のお隣、梶原農園さんにて大根ほりをさせて頂きました。
お誘いしてくれた、やすさん、梶ヶ谷さん、本当にありがとうございました。






高台にある畑では強風にも関わらず、
みんな元気に大根ほりをすることができました。
初めての大根ほり、みんな笑顔で自分から「掘りたい!」と積極的で、スタッフの私たちが驚いてしまいました。大地の力、野菜の力、人の力…を感じました。

青首大根と三浦ダイコンの違いも教えて頂きながら、子どもたちもすっかり見分ける事が出来るようになりました。


4か月も土の中で、大切に育てられた大根。帰ってからお昼は大根ステーキ、海老と中華風野菜炒め、からみ餅、大根の葉炒め、夜は大根餅や大根の味噌汁などにして食べました。自分たちで掘った大根、ちょっと苦手だった子も、パクパク食べていました。

素晴らしい体験に感謝しています。
スタッフS

2014年11月16日日曜日

オレンジリボンタスキリレー2014に参加しました!

今年のCROPブースでは、毎年実施している、ドルフィンプレイin御蔵島の活動紹介とCROPハウスの展示紹介とともに、昔の遊びをテーマにした様々な催しで、ご来場頂きました多くの方々に(特に小さなお子様連れのご家族)CROPの活動をご紹介することができました。

ニュースや新聞でしか普段聞かない「虐待」という社会問題。
どこか人ごとであり、自分達には関係ないというレベルの社会問題。
でも、もしかすると一番身近にあり、一番その当事者になる可能性が潜む
問題なのかもしれません。

このオレンジリボンタスキリレーは、少しでも多くの方々に児童虐待の実態とこの問題の先にどのような子どもたちの現実があるのかを知って頂く大切な啓蒙イベントです。

私たちCROPでは、虐待をはじめとした様々な家庭問題を抱える子どもたちと関わってきました。今回のブースのお手伝いも、CROPの活動に長年参加してくれている、子どもたち(今は大きくなってすでに、おにいさん!おねえさん!)です。自分達から率先して、お手伝いを申し入れてくれる、一見明るい元気な笑顔の裏には、僕たちが想像もできないぐらい過酷で辛い過去があります。

でもこの世界には、そんな辛くて苦しいことばかりじゃないよ!
楽しいことはこんなにもあるよ!
辛いときは辛いって言ってくれてもいいよ!
自分ひとりで悩まなくてもいいよ!

そんなことを伝えたくて、分かってほしくて私たちはCROPをやっているんだと思います。



2014年10月9日木曜日

10/26(日)子ども虐待防止 オレンジリボンたすきリレー2014に参加します!

子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレーに参加します。
日時 10月26日(日)11:00-16:00
イベント会場 横浜 山下公園

今年で八回目の開催となるそうです。
子ども虐待防止の象徴カラーであるオレンジ色のたすきをかけて3つのルートでリレーをしながら沿道を走り、子ども虐待防止の啓発を行います。ゴール地点の山下公園への到着予定は15:20だそうです。

ゴール地点の山下公園はイベント会場となっていて、会場では祈りのfriendshipキルト制作のためのコーナー、ダンスや音楽などのパフォーマンス、親子の遊び場や児童虐待防止、社会的養護などに関する事業の紹介や展示、飲食などがたくさん出ます。
クロップホームもゴール地点の横浜・山下公園の会場にてブースを出させて頂きます。
主催は子どもの虹情報研修センター、NPO法人虹のリボン事務局です。

詳細はコチラ


「つなごうオレンジのたすき!」

スタッフS

2014年10月3日金曜日

第2回タイガーマスク基金シンポジウム開催!


11月1日(土)第2回 タイガーマスク基金 シンポジウム開催

講演会でお話しされるのは草間吉夫先生です。草間先生は乳児院、児童養護施設を経て最年少で茨城県高萩市市長になられた方です。現在は東北福祉大学で特任教授をしておられます。「再生産防止を図る養護児童の健全育成策」が今回のテーマです。
クロップホームからは代表の中山と理事の中村先生がパネルディスカッション「社会的養護の子どもたちへの進学支援の重要性」のパネリストとして参加します。
どうぞよろしくお願いいたします!

平日夜の勉強会には参加しにくい方々を対象に、年に一度、土曜日の昼間に開催するシンポジウムの概要が決定いたしました。講師に、タイガーマスク基金の顧問である草間吉夫先生(東北福祉大 特任教授)をお迎えします。家庭の事情により、「乳児院」と「児童養護施設」で育ち、東北福祉大学、さらに大学院に進学し、市長にまでなった草間先生から、ご自身のご経験や、タイガーも取り組む進学支援の重要性などについて、たっぷりとお話を伺います。

そして、児童養護施設や自立援助ホーム、情緒障害児短期治療施設、ファミリーホームなど社会的養護の様々な立場から、子どもたちの状況や支援の必要性について語り合うパネルディスカッションも行います。先着90名までとなっておりますので、どうぞ、お早めにお申し込みください!」
日時:  2014年11月1日(土)13:30~16:00(予定)
会場:  文京シビックセンター26階「スカイホール」
      東京都文京区春日1-16-21
      https://www.b-academy.jp/rental/bc_sky
参加費:千円(学生500円)
定員:90名(申込先着順)

<プログラム>
13:30~14:30     講演 「再生産防止を図る養護児童の健全育成策」
    講師:草間吉夫さん(東北福祉大学 特任教授
                 /タイガーマスク基金・顧問)
14:30~16:00 パネルディスカッション
                 「社会的養護の子どもたちへの進学支援の重要性」

    コーディネーター:安藤哲也 (タイガーマスク基金・代表理事)
    <パネリスト>
    児童養護施設   東京家庭学校      石井真一さん
    自立援助ホーム   あすなろ荘      恒松大輔タイガー理事
    情緒障害児短期治療施設 さくらの森学園 中村久美タイガー理事
    ファミリーホームCROP.-MINORI-        中山すみこ

申込方法
件名を「タイガーシンポ参加申込」とし
①お名前(ヨミガナ)、②所属(個人参加歓迎)、③電話番号を明記して
 info@tigermask-fund.jpまでメールにてお申し込みください。

http://www.tigermask-fund.jp/seminar.html


こちらは、タイガーマスク基金からのニュースです!
「高知県初!タイガー募金付自動販売機が設置されました!

今回、導入にご協力いただいたのは、街のシンボルである「高知城」の麓と
いう素晴らしい立地にある「高知城ホール」様。ホールや会議室を備えた
多目的会館で、パーティーやイベント、各種会議等で大勢の方々に利用
されています。また、高知県の教育向上に寄与することを目的に、
教育相談所も併設されており、「お城の下の子ども教室」として、放課後や
休日ひとりで過ごしがちな小学生を対象として、宿題などの学習支援も
行われているそうです。高知新聞さんにも掲載いただき、近日中に
土佐市の市役所や、青少年センターにも導入が決定し、高知県に一気に
3台のタイガー自販機が活躍することになりました!」

高知に行った際には是非行ってみたいと思います。
スタッフS

2014年10月2日木曜日

栗きんとん

ご近所のHさん、Kさんから
Kさんの出身地である、岐阜県の栗きんとんをお土産に頂きました。

ここのところ ホームではそれぞれの子ども達が、
自分に向き合いながらも葛藤する日々で、
夕食が終わっても、みんなが泣いたり怒ったり...
やっとテレビをつけて団らんできるかな....
その時にHさんがやってきてくれたのでした。

きっと他の家庭と同じ様に、家庭的な社会的養護を目指すファミリーホームも、
誰かが遊びにきてくれたり 声をかけてくれるだけで、
今まで重たかった空気に 少し違う風が流れて、
子ども達もスタッフの大人達も明るくなれることがあります。

Hさん、いつも忙しい中で気にかけてくださり
本当に嬉しいなあと思います。

子ども達は、虐待やネグレクトなどで存在を否定されるような毎日を経てここにいます。
そのことは、日常でのつらさや困難さとなって今も子ども達を苦しめています。
周りのおとな達に囲まれて過ごす日常の中で、
すこしづつ自分の存在を認めることが出来たらいいなと思います。


幼稚園児のMちゃんは一人一個づつの栗きんとんを大事に大事に食べていました。
と思った次の瞬間、栗きんとんを分けてくれそうな人を探しまわっていました。


HさんKさん本当にありがとうございました!

スタッフS

2014年9月17日水曜日

牧場へ


先日、
近くにある牧場へ、牛を見に行ってきました。
子牛の小屋の前で、立ち尽くしている女の子二人。
そっと手を出すと、子牛がぺろっと手を舐めました。
少し怖がりながらも、
「きゃっきゃっ」と、
喜ぶ二人。


搾り立ての牛乳で作られた美味しい特大ソフトクリーム、
本当に大きいので一つを三人で分けて食べました。

ちょっと牛臭い牧場で食べる、白くて甘くて冷たいソフトクリーム。
今日の記憶に刻まれたでしょうか。

何気ない日常です。

「人と一緒にささいなことでも大きく喜べる、小さな不幸を深く悲しめるというのがとても大事。喜びと悲しみの感情はひとつのセット。」
佐々木正美著『子どもへのまなざし』より



小さな喜びを一緒に分かち合う毎日は私にとっても宝物です。

今日はどんな一日になるのでしょうか。

スタッフS

2014年9月12日金曜日

短大保育学科 合格おめでとう!!


私が彼女と出会ったのは、彼女が小学校5年生の時。
お互いイルカが好き!という共通点もあり、交換日記や手紙のやり取りをしていました。
その頃「いつか一緒に野性のイルカと泳ごう!」というのが2人の夢でした。

そして2009年、ついにその夢を実現。
彼女はその後毎年「Dolphin Play in 御蔵島」に参加。
そして、クロップはこれまで「Free Life Project」として彼女を応援してきました。

彼女の現在の夢は、保育士になり、将来CROPで働くこと。

様々な試練を抱えながらCROPハウスで暮らす子ども達。
彼女は、CROPの子ども達と接していく中で、自身の幼少期の経験も重なり、この子達が安心して穏やかに過ごせる場所を作っていくべきだと強く思い、子どもたちをサポートする仕事に就きたいと考えたそうです。

そして先日、短大の保育学科に見事合格。
夢を実現させるための一歩を踏み出しました。

自分の進む道を決めるまで、そして新たな一歩を踏み出すまで、たくさんの不安で心がいっぱいになったことと思います。
もがきながらも、その不安と向き合う彼女の姿を見ていて、彼女の中に少しずつ蓄えられてきた「自分を信じる力」を感じました。

今回の合格という結果は本当に喜ばしいことです。
でも彼女が受験にチャレンジしたということ。
そのこと自体がなによりすばらしいと思います。

不安でもとにかくやってみること。
しんどいけど一歩踏み出してみること。

泣いたり、笑ったりしながら、自分の気持ちに向き合い奮闘する姿を見ていて、彼女の大きな成長を実感しました。

そして私もその姿にたくさんのパワーと刺激をもらいました。

私達はあなたをこれからもずっと応援しているよ!


スタッフM

Free Life Project」とは、児童養護施設の卒園生などを対象に、進学や就労など社会への基盤作りのサポートをおこなう活動です。就労支援や大学等への進学支援、生活支援を行っています。

2014年9月9日火曜日

クロップハウスの日常。


八月の楽しかった夏休みも終わり、
それぞれの幼稚園や学校がスタートしています。

今日も幼稚園、学校が終わり午後二時過ぎから
一人、また一人と帰宅し、だんだんリビングが賑やかになっていきます。
今日は雨降りの月曜日だったので、
女の子達はこむぎねんどや、窓ガラスに貼るガラスアートを作りました。











子ども達は日々新しい課題に直面しています。
生い立ちの事や、自立していくこれからの事。

それぞれが葛藤しながらも、
帰ってくる場所が暖かい居場所である様にと私達おとなも日々過ごしています。
慌ただしくなりがちな日常の中でも...
一緒にくつろぐ、安らぐ時間を大切にしたいと思っています。


子ども達は「今」を笑っていたいんだなあ、と感じる事がたくさんあった昨日からの今日でした。














スタッフS(2014.9/8記)

2014年9月7日日曜日

2014年ドルフィンプレイin御蔵島

久し振りの更新です!!
これからはちょくちょく更新して行きます(^-^)/
2014年ドルフィンプレイin御蔵島、全日程無事終わりました。
今年の参加者は20名。
台風の影響で日程の変更をしたりと大忙しのツアーでしたが、子供達は
御蔵島のイルカの癒し、島の人達の優しさや愛を受け各施設へ戻っていきました。
サポートをして下さった皆様、本当にありがとうございました。
簡単ですが、ツアーの報告でした(((o(*゚▽゚*)o)))
スタッフD